無店舗販売とは?
無店舗販売とは実店舗を構えずに商品を販売する販売方法をことです。無店舗販売も小売り業に分類され、「店舗販売」「無店舗販売」に分けられます。無店舗販売というとネット通販販売が思い浮かぶ方も多いと思いますが、実はそのほかにも無店舗販売は存在します。今回は無店舗販売と種類と成功事例について解説していきます。
無店舗販売のメリット
固定費がかからない
無店舗販売のメリットは何と言っても固定費がかからないという点です。仮に都心に店舗を構えた場合それだけで年間で何百万円という費用がかかってしまいます。初期費用が用意できない方にとっては固定費のかからない無店舗販売からスタートするのも良い選択です。
最近では美容師も「面貸し」といって美容室の一角だけを借りてサービスを行う方が増えてきました。ビジネスにおいては固定費を以下に抑えるかというのが重要な条件になってくるので本当に今の段階で実店舗を構える必要があるのかということを確認しましょう。
在庫が必要ない
無店舗販売の中には無在庫で販売できる形態のものがあります。後ほど紹介するネット販売や訪問販売などは契約が決まってから発注するケースが多いのです。この在庫を抱えなくてもいいという点も初心者がビジネスを始めるに当たって大切なポイントになりますのでしっかりと押さえておきましょう。
初めて起業する方は「とるべきリスク」をとりとらなくていいリスクは回避するように心がけましょう。
無店舗販売のデメリット
競合がたくさんいる
無店舗販売は初期費用を必要とせず始めることができるため、競合が多いのも事実です。例えば訪問販売の光回線代理店は数多く存在し、場合によっては同じ商材を売っているのに顧客を取り合うということもあるほどです。
ネット販売も同じく年々プレイヤーが増えていることは間違いないでしょう。しかし適切なやり方で継続することができれば収益を出すことは難しいことではありません。「誰でも始められて」「誰でも儲かる」というものは基本的にありませんし、あったとしても長期的に継続はしません。
顧客からの信用度が下がる
無店舗販売ということで顧客の信用が無いというのは実施に起こりうることです。もしも商品に不備があったとしても責任者の住所がわからないというのはやはり不安なものです。また、クレームにも対応することができないため店舗販売に比べたら顧客の満足度は下がってしまうかもしれません。
無店舗販売の種類
訪問販売
訪問販売は初期費用なし、固定費用なしで始められるという点で多くの人が参入しています。家庭に必ず必要になる光回線やガス・電気、新聞などは訪問販売を使っている場合が多いです。
これらの商材の中には高単価なものもあるため個人事業主であったとしても年収が1000万円を超えているケースも珍しくありません。訪問販売の多くは完全歩合制であるため自分の努力次第と言えるでしょう。
通販販売
通販販売には転売という言葉も含まれます。通販販売にすることで実施に店舗を持つ必要がなく、全国に販売することができます。最近ではリアル店舗をもっている企業も通販販売を初めていて、その効果で売上が数倍になっている事例もあります。
逆に通販販売から初めて数字が出てきたのでリアル店舗を開設するということもあります。どちらが良い、どちらが悪いというわけではなく互いの良さがあるので自分の状況に合わせて判断をくだしまししょう。
移動販売
「移動販売」というものをご存知でしょうか?なかなか聞きなれない言葉ではありますが皆さんも普段から目にしていると思います。
移動販売とは、自動車などで運んできた商品を常設の店舗以外で販売する形態のことを言います。キッチンカーとも呼ばれ、街中の広場や公園に設置されています。
移動販売は普通の飲食店に比べると初期費用が少なく済みますがそれでも数十万は見ておいた方が良いでしょう。また飲食店として移動販売をする場合、保健所の許可も必要になるので要チェックです。
無店舗販売の成功事例と収入内訳
光回線
光回線の無店舗販売の収入は以下の通りです。
ここで注意するべき点は、いくらオーダー数が多かっとしても開通率が低ければインセンティブが発生しないということです。そのため、取次の後のアフターフォローが充実している会社なのか、という点は事前に確認しておく必要があります。
ここで光回線営業の収入事例について見ていきましょう。
成約単価 | オーダー数 | 開通率 | 1ヶ月の収入 | |
法人A | ¥40,000 | 98 | 82.7% | 320万円 |
法人B | ¥45,000 | 49 | 77.6% | 171万円 |
個人事業主C | ¥50,000 | 30 | 86.6% | 129万円 |
専業の代理店だけではなく不動産仲介会社や携帯会社が副業として光回線の商材を扱っていると言うケースも多いです。
特に最近ではサラリーマンが休日を利用して営業をしていたり、不動産仲介会社が物件と一緒に光回線を紹介するという事例も増えてきています。
ガス
ガスの契約代行の収入モデルは以下のようになっています。
*案件によって異なります
契約件数を積み重ねることで、ストック収入が積み重なり経営が安定してきます。
ここで決済代行の代理店の収入事例をみてみましょう。
成約単価 | オーダー数 | 1ヶ月の収入 | |
法人A(4名体制) | ¥9,000 | 80 | 700万円 |
個人事業主B | ¥4,800 | 25 | 120万円 |
個人事業主C | ¥4,500 | 20 | 90万円 |
個⼈で稼働されている⽅の年間の平均⼿数料収⼊は700〜1,000万になり、法人は稼働人数によって大きくばらつきがあります。また、地域によって競合の多さや契約するガス会社が違うので収入に与える影響が大きいでしょう。
太陽光発電パネル
太陽光発電の無店舗販売の収入モデルは以下のようになっています。
*案件によって異なります
ここで決済代行の代理店の収入事例をみてみましょう。
成約単価 | オーダー数 | 契約率 | 1ヶ月の収入 | |
法人A(代理店) | ¥300,000 | 15 | 65% | 292万円 |
法人B(代理店) | ¥250,000 | 18 | 70% | 315万円 |
個人事業主C(取次店) | ¥150,000 | 4 | 60% | 36万円 |
無店舗販売を始めるには?
無店舗販売を始めるためには扱い商材を吟味する必要があります。いくら営業力に長けていたり、ネット集客に強みがあったとしても商品自体に魅力が無いと長続きさせることは難しいでしょう。
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